2023年7月の気温は、記録的な暑さでした。気象庁のホームページ「過去の気象データ検索」から東京都の1875年から2023年までの平均気温のデータを入手しましょう。エクセルの基本統計量を調べた後、ヒストグラムを書いて見ましょう。
経済統計の使い方では、経済統計の入手法から分析法まで解説しています。
7月の気温
気温のデータは気象庁にあります。
- 過去の気象データ検索
- 過去の地点気象データ・ダウンロード
のいずれかを使います。
過去の気象データ検索の場合は、地点を指定すれば、表の形でデータが入手できます。それをコピーアンドペーストでエクセルに張り付ければ使えます。)などが数値についてる場合はそれを取り除く必要があります。
過去の地点気象データ・ダウンロードでダウンロードした場合は、7月のデータだけ取り出すための工夫が必要です。列に1月~12月が繰り返し入ってる列を挿入し、フィルターで7月のデータだけを取り出すことが考えられます。
課題用のデータは下記からダウンロードできます。
分析ツールを使う
エクセルの「分析ツール」のヒストグラムを使います。
データを変数名とともに選んで、ラベルにチェックを入れます。
データの範囲をエクセルのセルで作っておく必要があります。21度から1度おきに30度までとします。
同じシートに表を表示するには、出力オプションを出力先にして、表示させたい場所にセルを指定します。
頻度の表ができますので、棒グラフにします。
FREQUENCY関数を使う
分析ツールが使えない場合は、FREQUENCY関数を使っても度数分布表が作成できます。
FREQUENCY(データ, 区間)
データには7月のデータをすべて指定し、区間は、ヒストグラムの横軸の設定となります。上の例では、21度から1度刻みで30度まで指定すればよいでしょう。30度の下のゼロは、30度より大きい部分(次の級)の頻度を表します。
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