pythonで最小二乗法の計算をしてみます。statsmodelsというパッケージを使い、以下の式で計算できます。
sm.OLS(被説明変数,add_constant(説明変数))
経済統計の使い方では、経済統計の入手法から分析法まで解説しています。
【python】pythonのまとめ
経済統計の使い方では、統計データの入手法から分析法まで解説しています。
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データは、以下のデータを使います。GDP(国内総生産)と消費のデータです。
import pandas as pd
cp=pd.read_csv("cp.csv")
cp.describe()
データの概要は以下の通りです。0列目は日付(年)のデータが入っています。時系列データとして使う場合はさらに処理をする必要がありますが、ここではこのままにしておきます。
最小二乗法を実行するコマンドは以下の通りです。
import statsmodels.api as sm
cpmodel= sm.OLS(cp.CP95,sm.add_constant(cp.GDP95))
results=cpmodel.fit()
print(results.summary())
経済学でよく使う回帰分析では、statsmodelsが使われます。最小二乗法の核となる式は以下です。
sm.OLS(被説明変数,add_constant(説明変数))
add_constantを使うことにより、定数項が付加されます。定数項をa,GDP95の係数をbとして以下の式を推計することになります。
$ CP95=a+b GDP95 $
推計結果をresultsという変数に入れ、その概要(summary)をprintコマンドで出力しています。
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