経済統計の使い方
統計初心者の社会人向けに、経済データの解説をしています。「まとめページ」をご覧くだされば、全体的な内容がわかると思います。
e-Statの使い方

【経済統計】【e-Stat】 地図グラフの使い方|国勢調査を使って

地図を色分けして地図グラフを作成

政府の統計ポータルサイトであるe-Statには無料で地図グラフを作成する機能があります。ビジネスの資料としても、学生のレポートの資料としても有用です。

  • 65歳以上の人口の割合が高い地域はどこか
  • 人口の多い地域はどこか

などが、一目でわかります。町丁字ごとなどかなり細かい範囲で表示できます。

経済統計の使い方では、統計データの入手法から分析法まで解説しています。

【経済統計】【e-Stat】e-Statのまとめ e-Statは政府統計のポータルサイトです。様々な使い方できます。データを取ることもできるし、グラフで表示したり、都道府県別、地域別...

地図グラフを選択

地図で見る統計(jSTAT MAP)を選ぶ

ログインしなくても使えます。

次に「ログインしないで始める」「ログイン」と聞いてきます。ログインしなくても、地図グラフを作成できます。

ログインすると、データを保存できたり、リッチレポート(地域分析レポート)が利用できます。

対象地域の地図を表示する

ログインしないで始める」を押すと、以下の地図画面になります。表示されている部分がグラフ描画地域になるので、必要な場所に移動します。拡大縮小もできます。

地図グラフを描くには、「統計グラフ作成」を選びます。

統計と対象年を選ぶ

ここからが統計の選択です。

  • 統計調査名
  • 調査年
  • 集計単位

を選びます。

統計調査や集計単位については、後で詳しく紹介します。

ここでは、国勢調査、2020年、小地域(町丁・字等別)を選びました。

指標を選ぶ

指標を選びます。「年齢別人口構成比(5歳階級、4区分)」の「総数 65歳以上人口の割合」を選びました。

グラフを描く

集計単位は小地域とエリアから選びます。ここでは小地域を選びます。

集計範囲は、画面表示範囲と行政界選択を選びます。「行政界選択」を選ぶと、必要な市区町村を選んでその市区町村の地図グラフが描けます。

地図グラフの完成

集計開始を押すと、以下のグラフが作成できます。

統計の詳しい内容

統計書

統計書作成官庁
国勢調査総務省
事業所・企業統計調査総務省
経済センサスー基礎調査総務省・経済産業省
経済センサスー活動調査総務省・経済産業省
学校基本調査文部科学省
人口動態統計厚生労働省
医療施設調査厚生労働省
地域保健・老人保健事業報告厚生労働省
医師・歯科医師・薬剤師調査厚生労働省
社会福祉施設等調査厚生労働省
介護サービス施設・事業所調査厚生労働省
農林業センサス農林水産省
漁業センサス農林水産省
水質汚濁物質排出総合調査環境省

集計単位

集計単位説明
都道府県
市区町村
小地域(町丁・字等別)
3次メッシュ(1㎞メッシュ)
4次メッシュ(500mメッシュ)エリアマーケティングの基本単位
5時メッシュ(250mメッシュ)
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