2023年7月は、記録的な暑さでした。気象庁のホームページから1875年から2023年までの東京都の平均気温のデータを入手し、平均と標準偏差を計算して下さい。
次に、Z値を計算してください。正規分布していると仮定した場合、下位から数えて、何%になるかを計算してください。
経済統計の使い方では、経済統計の入手法から分析法まで解説しています。
統計学・計量経済学のまとめ
統計学に関するまとめのサイトです。
教科書
「回帰分析から学ぶ計量経済学-Excelで読み解く経済の仕組み」
回帰分...
7月の気温
気温のデータは気象庁にあります。
課題用のデータは下記からダウンロードできます。
平均と標準偏差
エクセルの関数で計算できます。
=average(データ)
=stdev(データ)
Z値は、データを標準化することで、以下の式で表されます。
$ Z値=\dfrac{値-平均}{標準偏差}$
この式を2023年7月のデータに当てはめます。
平均25.1度、標準偏差1.6度で、Z値は2.3となりました。
Z値の累積分布を調べるには、=norm.dist(2.3,0,1,TRUE) と入力し0.9882となります。
上位1.2%に入るこれまでにない気温の高さだということがわかります。
- 経済学Q&A(試験編)
- 【経済統計】消費をみるために必要な月次指標ベスト3|消費総合指数、商業動態統計、家計調査
- 経済統計チャットボット マホナ
- 経済金融指標の見方 Q&A2
- 経済金融指標の見方 Q&A
スポンサーリンク
スポンサーリンク