StanはMCMC(マルコフ連鎖モンテカルロ法)を使うためのソフトウエアです。ここでは、RでStanを使うための方法を記します。以下のサイトに記載している通りにやると、うまくいきました。
Rをインストールしてない場合は、以下の順にインストールすることになります。
- R のインストール
- Rtudio のインストール
- Rtools のインストール
- Rstan のインストール
経済統計の使い方では、統計データの入手法から分析法まで解説しています。
R、Rstudioのインストール
RとRsutdioのインストールに関する注意点は、R ソフトウエアのインストールをご覧ください。
Rtoolsのインストール
Rstanをインストールする前にRtoolsをインストールする必要があります。
以前のバージョンでは、ボップアップウインドウ経由でインストールすることになっていましたが、R4.2バージョンではうまくいきませんでした。
WindowsとRStudioを使用している場合(推奨)、もしRtoolsがない場合にはポップアップウィンドウが出てきてRtoolsをインストールするか聞いてくるでしょう。Yesをクリックして1分ぐらいインストールが終わるのを待って下さい。
RStan Getting Started (Japanese)
以下でも、うまくいきませんでした。
RStudioにおいて、以下のコードを実行します。
pkgbuild::has_build_tools(debug = TRUE)
(中略)
「Do you want to install the additional tools now?」
(中略)
ここで「Yes」を選択すると、Rtoolsがインストールされます。
『ベイズ統計モデリングによるデータ分析入門』
R4.2では、以下のサイトからRtools4.2を選び、Rtools42 installer をダウンロードするとうまくいきました。
https://cran.r-project.org/bin/windows/Rtools/
Rstanのインストール
Rstanのインストールは以下のコードをRStudioで流すとインストールできました。
install.packages("rstan",
repos = c("https://mc-stan.org/r-packages/",
getOption("repos")))
さらに、2つインストールします。
install.packages("rstudioapi")
install.packages("ggmcmc")
バージョンが変わるとインストールする方法も変わるので、最新の情報を採り入れる必要があると思います。