総務省統計局では、定期的に「社会人のためのデータサイエンス入門」をオンラインで開催しています。今回は2023年6月13日開講です。無料ですので、受講してみてはいかがでしょうか。この講座を受ければ、統計やデータ分析の基本的なことがわかります。
- オンラインの動画をみる(週3時間程度で4週間)
- 選択式の問題を解く
- 得点率60%以上で修了証がもらえる
という流れです。
経済統計の使い方では、統計データの入手法から分析法まで解説しています。
https://officekaisuiyoku.com/
Contents
どうすれば登録できるか?
gaccoというオンライン動画学習システムに登録(無料)して、そこから動画の講義やテストを受けます。以下のリンクから「社会人のためのデータサイエンス入門」講座に登録できます。
各週のテーマ
全部で4週あり、隔週の予定は以下の通りです。「データサイエンス」といっても、機械学習などではなく、統計の見方、回帰分析など基礎的な内容が中心となっています。このブログで書いている範囲が多く含まれています。
第1週:統計データの活用
- 大人がデータサイエンスを学ぶべき理由
- 統計データからわかること(1)
- 統計データからわかること(2)
- 統計データからわかること(3)
- 統計リテラシーの重要性
- 統計を利用する際の注意点
第2週:統計学の基礎
- データの種類
- 代表値~平均・中央・最頻値
- ヒストグラムと相対度数
- 四分位・パーセンタイル・箱ひげ図
- 分散・標準偏差
- 相関関係
- 回帰分析
- 標本分布
- 信頼区間
第3週:データの見方と表し方
- 統計表の見方
- 比率の見方(1)-クロスセクションデータ-
- 比率の見方(2)-使い方と注意点-
- 時系列データの見方(1)
- 時系列データの見方(2)
- グラフの選び方(1)
- グラフの選び方(2)
- グラフを作る時・読む時の注意点
第4週:公的データの使い方
- 公的統計とは
- 公的データの入手方法
- e-Stat の使い方(データベース機能・人口ピラミッド)
- 統計ダッシュボードの使い方
- 地図で見る統計(jSTAT MAP)の主な機能
- 地図で見る統計(jSTAT MAP)の使い方
- その他の便利なデータの紹介(SSDS、RESAS、世界の統計等)
- 本講座のまとめ
講師の方々
講師の方々は、現在第一線で活躍されている方が選ばれています。
安宅 和人
慶應義塾大学 環境情報学部 教授
小西 純
公益財団法人 統計情報研究開発センター 主任研究員
西郷 浩
早稲田大学 政治経済学術院 教授。修士(経済学)
佐藤 彰洋
横浜市立大学大学院 データサイエンス研究科 教授。博士(情報科学)
菅 幹雄
法政大学 経済学部 教授。博士(商学)
高部 勲
立正大学 データサイエンス学部 教授。博士(統計科学)
田宮 菜奈子
筑波大学 医学医療系ヘルスサービスリサーチ分野教授。博士(医学)
山下 雅代
東京学芸大学 先端教育人材育成推進機構 准教授。博士(学術)
- 経済学Q&A(試験編)
- 【経済統計】消費をみるために必要な月次指標ベスト3|消費総合指数、商業動態統計、家計調査
- 経済統計チャットボット マホナ
- 経済金融指標の見方 Q&A2
- 経済金融指標の見方 Q&A
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