ビール検定がきっかけ
クラフトビールに興味を持ったのは、2021年7月にビール検定3級を受けた時でした。IPA(インディアペールエール)の代表として、ブリュードッグのパンクIPAが紹介されていました。IPAは、イギリスからインドに輸送するときに劣化しないように、ホップが大量にしようされているのが特徴です。
ブリュードッグは、2007年にスコットランドで創業した会社です。ジェームズ・ワットとマーティン・ディッキーと愛犬1匹で創業したクラフトビールメーカーと、ホームページにあります。
名前がパンクです。パンクロックのパンクです。パンクなIPAということですが、デザインからはもっと上品というか高級な感じが漂います。パンクは「常識に逆らう」という意味で使っていて、大量生産されたラガービールなどに立ち向かうという意味だそうです。グレープフルーツの香りがするのが特徴だと書いてあります。
ほかにもさまざまなIPAが出ていたので、おいしいのでいろいろ飲んでいたら、その夏は太ってしまいました。その後、糖質ゼロビールを増やして何とか痩せました。
また、値段が高いのもちょっとネックですね。近所のスーパーでは、350㎖の缶で380円くらいします。
イギリスでは安い!
2022年6月にイギリスに出張する機会があり、スーパーに寄ってみたら、ブリュードッグのビールが安いし、種類もたくさんあることがわかりました。私が行ったのは、オックスフォードのSainsbury’sというスーパーです。現在の値段は、パンクIPA4本で5.5ポンドです。1ポンド155円とすると、1本当たり213円です。日本で日本産のビールを飲む感覚です。もっともバドワイザーだと4本で3ポンドとさらに安いんですが。
ラガービールもあります。もともと、大量生産するラガーに対抗する目的でクラフトビールを生産しているので、ネーミングもそれに対応したものになっています。失われていたこの惑星で初めてのラガーということでしょうか。時差ボケの中で、がぶがぶ飲んでいたので、あまり味を覚えていません。すいません。
ヘイジージェーンもおいしかったです。苦味よりは、香りが豊かです。ヘイジーは濁っているという意味で、ジェーンは女性の名前でしょう。濁りのあるジェーン、でいいんでしょうか。
ただ、エルビスジュースは、グレープフルーツ果汁が強すぎて、進んで飲みたいとは思いませんでした。もちろん、好みはいろいろでしょうけど。