pythonのリストを中心とした記法について物語にしました。
『リスト君の大変身』
〜ぼく、いろんなカタチになれるんだ!〜
【はじまり】
あるところに、リスト君という小さな男の子がいました。
リスト君は数字をたくさん持っていて、自由に並べかえることができるのがとりえ。
でもリスト君はちょっぴり悩んでいました。
「ぼくって、自由すぎて落ちつきがないって言われるんだ…
もっときちんとしたカタチになりたいな。」
【タプルの町で】
最初に訪れたのは、タプルの町。
そこでは、タプルお兄さんが静かに暮らしていました。
タプル:「ようこそ、リスト君。ここでは、一度決めた順番や中身は変えないんだ。」
リスト君:「へえ!変えられないって、しっかりしててかっこいいな!」
リスト君はちょっと大人っぽいタプル君に変身!
【アレイの研究所】
次にリスト君が向かったのは、アレイ博士のいる研究所。
アレイ博士:「ここでは科学の計算をばっちりこなすんじゃよ。スピードが命なんじゃ!」
リスト君は、ビシッと並んだ数字の行列になって、計算の世界で大活躍!
リスト君:「ぼく、ちょっと頭がよくなった気がする!」
【テンソル王国】
最後にたどりついたのは、AIが支配するテンソル王国。
そこではテンソル王が誇らしげに言いました。
テンソル王:「リスト君よ、そなたのカタチ、我が王国でも通用する!
多次元の姿を手に入れるがよい!」
リスト君はついに、機械学習で使われるテンソル君に進化!
【おわりに】
いろんな場所を旅してきたリスト君は思いました。
「タプルにもなれる。アレイにもなれる。テンソルにもなれる。
でもどんなカタチでも、ぼくはぼくなんだ!」
〜おしまい〜
付録:リスト君の変身じゅもん
変身先 | 呪文 | 出力例 |
---|---|---|
タプル君 | tuple([1, 2, 3]) | (1, 2, 3) |
アレイ君 | np.array([1, 2, 3]) | array([1, 2, 3]) |
テンソル君 | torch.tensor([1, 2, 3]) | tensor([1, 2, 3]) |
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