経済統計の使い方
統計初心者の社会人向けに、経済データの解説をしています。「まとめページ」をご覧くだされば、全体的な内容がわかると思います。
python

【python】リスト君の大変身

pythonのリストを中心とした記法について物語にしました。

『リスト君の大変身』

〜ぼく、いろんなカタチになれるんだ!〜


【はじまり】

あるところに、リスト君という小さな男の子がいました。
リスト君は数字をたくさん持っていて、自由に並べかえることができるのがとりえ。

リスト君=[1,2,3]

でもリスト君はちょっぴり悩んでいました。

「ぼくって、自由すぎて落ちつきがないって言われるんだ…
もっときちんとしたカタチになりたいな。」


【タプルの町で】

最初に訪れたのは、タプルの町
そこでは、タプルお兄さんが静かに暮らしていました。

タプル:「ようこそ、リスト君。ここでは、一度決めた順番や中身は変えないんだ。」

tuple([1, 2, 3])(1, 2, 3)

リスト君:「へえ!変えられないって、しっかりしててかっこいいな!」

リスト君はちょっと大人っぽいタプル君に変身!


【アレイの研究所】

次にリスト君が向かったのは、アレイ博士のいる研究所。

アレイ博士:「ここでは科学の計算をばっちりこなすんじゃよ。スピードが命なんじゃ!」

import numpy as np  
np.array([1, 2, 3])
→ array([1, 2, 3])

リスト君は、ビシッと並んだ数字の行列になって、計算の世界で大活躍!

リスト君:「ぼく、ちょっと頭がよくなった気がする!」


【テンソル王国】

最後にたどりついたのは、AIが支配するテンソル王国
そこではテンソル王が誇らしげに言いました。

テンソル王:「リスト君よ、そなたのカタチ、我が王国でも通用する!
多次元の姿を手に入れるがよい!」

import torch  
torch.tensor([1, 2, 3])
→ tensor([1, 2, 3])

リスト君はついに、機械学習で使われるテンソル君に進化!


【おわりに】

いろんな場所を旅してきたリスト君は思いました。

「タプルにもなれる。アレイにもなれる。テンソルにもなれる。
でもどんなカタチでも、ぼくはぼくなんだ!」


〜おしまい〜


付録:リスト君の変身じゅもん

変身先呪文出力例
タプル君tuple([1, 2, 3])(1, 2, 3)
アレイ君np.array([1, 2, 3])array([1, 2, 3])
テンソル君torch.tensor([1, 2, 3])tensor([1, 2, 3])

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