c関数は、数値や文字をまとめて扱うときに使います。c関数のcは、combine(結合する)のcです。ベクトルを作成する時によく使いますが、他にも使い道があります。
経済統計の使い方では、統計データの入手法から分析法まで解説しています。

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ベクトルの作成
c関数は、ベクトルの作成で使います。数値をひとかたまりにして、ベクトルを作成します。
データフレームの作成
データフレームを作成するときにも使えます。x,yの2つの変数をデータフレームにした場合です。c関数でx,yそれぞれのベクトルを作成し、cbind関数でまとめます。cbind関数は、個々のベクトルを縦に並べて結合します。as.data.frameでデータフレームになります。この関数を使わない場合は行列になります。
データフレームの見出し
データフレームの見出しを変えるときにもc関数が使えます。colnames関数で、見出しをx,yから”あ”、”い”に変えた例です。colnames関数は行列やデータフレームの列の名前を変更する関数です。
変数型の違うものでも結合
c関数は、変数の型が違う場合でも結合できます。文字列と数字を結合させることもできます。結合結果は、文字列が優先されます。
論理演算子と数字を結合させると、数字が優先されます。論理演算子のTRUEが数字の1に変換され、数字で構成されたベクトルになっています。
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